【報告】令和4年度SDGs出前授業
未来のみんなが今と同じように地球で暮らしていくために、
2030年に向かって、「私たち」にできることは?
SDGsネットワークおかやまでは、岡山ESD推進協議会から委託を受け、
岡山地域の児童・生徒を対象に、将来の持続可能な社会づくりを担う
ESD実践者を育てるため、SDGsに関する様々な課題をテーマとした出前授業を行いました。
令和4年度は、30回(小学校15件、中学校3件、高校12件)、児童・生徒1,493名に出前授業を実施しました。
授業は、SDGsネットワークおかやまの会員である講師が行います。(講師登録16団体・個人)
具体的な活動現場をもつ講師が、活動内容とSDGsとを関連づけて説明します。
講師の活動分野は多様で、学校の関心や授業の流れに適する講師が授業に向かいます。
~授業テーマ(抜粋、順不同)~
・SDGs基礎講座/中平徹也
・教えて!あなたのこと。知って!私のこと/認定NPO法人ハート・オブ・ゴールド
・SDGs入門 テクノロジー編/長野紘貴
・水島の公害と未来/公益財団法人水島地域環境再生財団
・ジェンダーを考える/Life is
授業を受けた児童・生徒の感想(抜粋)
- 海鳥がプラスチックを食べてしまっていることを聞いて、ポイ捨てされているゴミがあれば積極的に拾っていこうと思った。自分たちの子どもや孫の為、 SDGs の目標が一つでも達成できていると良いと思った 。
- 世界にはこんなに不自由にしてる人がいるということが気がついた。自分たちが当たり前にしている生活がとても貴重なものなのだなと改めてわかった。
- SDGsの17目標はお互いに関連しているので一つの組織で解決できるものではなく、様々な組織が連携して解決に取り組むという話が印象に残りました。
- 自分には関係ないと思っていたフードロスや貧困が日本でも起こっていることに正直驚いた。知らず知らずのうちにしている行動がフードロスを多発させていると思った。
- 自分は関係ないと思っていたけれど話を聞いてみると、みんなが関係あって自分たちが地球を壊しているから自分も取り組んでみる。
- 大人になるまでに様々な問題や物事について様々な視点から考え自分なりの意見を出せるようにしたいと思った。そうすればトレードオフも起きないと思った。
- 「未来は私たち」という言葉が印象に残りました。平和じゃないと環境は守れないし、私たちにもできることがたくさんあるんだなぁ〜と思いました。
授業に参加して、 SDGsの基礎的な知識や講師の取組テーマに関連した、具体的な学びを得たようです。
自分にできることから取り組み始めようといった意見もたくさんありました。
令和5年度も引き続き、SDGs出前授業を実施する予定です。
多くの児童・生徒のみなさんに持続可能な社会づくりについて学ぶ機会をお届けします。
SDGsネットワークおかやま事務局まで、お気軽にお問い合わせください。