【開催報告】「生理の貧困」から「当たり前」を考える~SDGsネットワークおかやま第24回定例会・特別編~

■趣旨
今回の定例会は特別編として、岡山市立岡山後楽館高等学校の生徒有志による、
生理用品のトイレ個室への設置による一般化(生理の貧困問題への対策)を軸に、
SDGsの目標①貧困、目標④教育、目標⑤ジェンダー平等、目標⑩不平等是正など
複数の目標に関わる課題について様々な立場の方(マルチステークホルダー)で
集まり、立場を越えて話し合います。
本件について学校内で実証実験を行った高校生有志、本件について議会質問で
設置提案を行った議員、本件の公共施設設置を行っている自治体、困難を抱える
女性の相談にのるNPOのそれぞれの立場からの取組や考えを伺いながら考えます。

▼報告▼
現地会場とオンラインを合わせて、約50名の方にご参加いただきました。
<アンケート(一部抜粋)>
・参加して本当によかったです。学生との意見交換もできていろんな考えや思い
 を知ることができました。欲を言えばもう少し時間がほしかったです。ありが
 とうございました。
・高校生の皆さんが学校でも調査に取り組み、その結果に基づいて発言されてい
 たのでとても説得力がありました。やはり高校生には力がある!と思いました。
・性別や年齢を超えて多様な立場から「生理の貧困」について語り合う機会を作
 っていただき、ありがとうございました。高校生たちの真摯な取り組みに大い
 に勇気づけられました。高校生の熱意ある発表、そして議員、行政職員、NPO
 とさまざまな立場の登壇者により、多様な目線で議論が進みました。


■開催概要
日時 2022年12月12日(月)19:00~21:00
場所 ハッシュタグ岡山+Zoomによるオンライン  ※現地参加推奨
登壇者(順不同)
 ① 当事者(高校生):後楽館高校・澤田まりあさん、山形萌花さん、山領珊南さん
 ② 議員:岡山県議・福田 司さん、岡山県議・大塚 愛さん、岡山市議・林 潤さん
 ③ 行政:瀬戸内市 市民課 課長補佐 生田 浩子さん
 ④ NPO:NPO法人オカヤマビューティサミット 代表理事 柚木 幸子さん(困難を抱える女性等の24時間相談)
 モデレータ:SDGsネットワークおかやま 会長 / NPO法人岡山NPOセンター 代表理事 石原達也
主催 SDGsネットワークおかやま(事務局:岡山NPOセンター)
共催 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク・地域ユニット